コイン売るつもりがないならレンディングしないと損だよ!
レンディングって?
おすすめのレンディング、「BitLending」を解説していきます!
年率10%のレンディング /
レンディングとは
暗号資産(仮想通貨)のレンディングとは、自分の持っているコインを取引所などの第三者に貸し付けて、利子や貸借料をもらう仕組みです。
期間や利回りはサービスを提供している会社によって異なりますが、決められた期間貸し出して返却されるときに元金+利息が受け取れるという「暗号資産の定期預金」のようなサービスです。
今までは、「安く買って高く売る」方法で利益を得るのが一般的でしたが、長期で保有するつもりのユーザーにとって預けるだけで利息がもらえる嬉しいサービスとして広まってきています。
長期で保有するならレンディングを使わない手はないですね!
BitLendingの概要
BitLending(ビットレンディング)は、「株式会社JーCAM」という日本の企業によって運営されている2022年2月に開始した比較的新しいサービスです。
BitLendingとレンディングを扱っている各取引所との比較はこのようになっています。
→2024年4月にXRP(リップル利率6%)
2024年6月にXNK(キンカゴールド利率4.5%)の取り扱いが始まり7種類になりました。
BitLendingは暗号資産取引所ではなく、レンディングに特化したサービスです。
ここから詳しくメリットとデメリットを見ていきましょう!
BitLendingのメリット
ひとつずつ解説していきますね!
国内最高クラスの貸借料率
BitLendingの貸借料率(年利)は、各暗号資産ごとに設定されており、いずれも6~10%と非常に高い年利となっています。
銀行にお金を預けても全く増えないこの時代に、とても高い利率設定ですよね。
単純に銀行と比べるのはどうかと思うけど...
確かに「銀行」と「BitLending」を単純に比較することはできません。
ですので「銀行預金をすべてレンディングに置き換える」なんてことは全くおススメしませんが、一部をビットコインなどに変えてレンディングで貸し出すことには大きなメリットがあります。
特にこの2つが大きな武器になります。
- 非常に高い貸借料率(年利) → 保有するコインの枚数が増える
- 貸し出し中の価格上昇 → 保有するコインの価格が上がる
価格上昇の可能性があるということは、もちろん下落の可能性もありますよね。
ですが長期で保有する予定のユーザーは「長期的にみて上昇する」という前提で保有しているはずなので、レンディングを継続していくことは結果的にこの2つの武器をフル活用することになるはずです。
長期目線の人にとっては、目の前の価格よりも「コインの保有枚数をどれだけ増やすか」が大事ですね!
「年利が高い」ことにはさらにメリットがあります。
続いて見ていきましょう!
複利の恩恵を最大限受けられる
「複利」という言葉をご存じの方も多いと思います。
BitLendingの利息で増えたコインは、自動的に再投資されるので高い年利で複利の恩恵を最大限受けることができます。
円安・物価高騰の対策になる
BitLendingの取り扱い銘柄に、USDTとUSDCそしてDAIというコインがあります。
これらはステーブルコインとよばれる「米ドルと連動した価格を維持する」ように設計されたコインです。
USDT・USDC・DAIを保有するということは、価格が連動しているという意味で間接的に米ドルを持っていることと同じですので次のようなメリットがあります。
- 売却するときに購入時よりも円安が進んでいれば「為替差益」が得られる
- 価格が安定(米ドルと連動)しているので、利率の良い外貨預金として活用できる
他の暗号資産とは違い、大きな価格の上昇を期待するコインではありませんが安定した価格を保ちながら高い利率を得ていくことができる方法です。
円安が進行する今の時代にピッタリな運用の仕方かもしれませんね!
返還申請への対応が早い
BitLendingは、国内最速となる「返還申請後7営業日以内」の着金で対応してくれます。
返還申請から着金まで月単位で時間を要するレンディングサービスもあるので、非常に大きなメリットといえます。
長期で預けるつもりだったユーザーが返還申請をするということは、大きな理由があるはずなので迅速に対応してくれるのは好感が持てますよね。
年率10%のレンディング /
BitLendingのデメリット
見ていきましょう。
取り扱い通貨数が少ない
→2024年4月にXRP(リップル利率6%)
2024年6月にXNK(キンカゴールド利率4.5%)の取り扱いが始まり7種類になりました。
最初の比較表からも分かる通り、取引所のレンディングと比べて取り扱いコイン数が少ないです。
BitLendingの取り扱い6銘柄以外のコインを保有されている場合、取引所などのレンディングを検討されるほうが良いかもしれません。
しかし、取り扱い銘柄を絞って運用することにより高い貸借料率を実現しているという側面があることも理解する必要があります。
また、ステーブルコイン3種類のほか、ビットコインやイーサリアムといった王道コインを扱ってくれているので多くの長期目線ユーザーはカバーされているはずですね。
取り扱いコイン数を増やすより、王道のコインを高い年利で預かってくれるほうが良いかもしれないですね!
貸し出し中の価格変動リスクがある
コインの貸し出し中に価格が下落することもあります。
長期目線の保有であれば気にしなくていいとはいえ、下落は気持ちの良いものではありません。
まして貸し出し中ですぐに自分で動かせる状態でないとすれば尚更ですよね。
下落に対して個人で対処する方法はありませんので、そういったリスクがあることを把握しておくことが大切です。
BitLendingの最低預入期間は1ヵ月ですので、期間経過後はいつでも無料で返還・解約をすることができます。
返還請求後は、7営業日以内にユーザーのウォレットに返還されます。
BitLendingの始め方
かなりシンプルな流れなのでこんな感じです。
ひとつずつ見ていきましょう。
① 会員登録
BitLendingの公式ページから、「お申し込みはこちら」を押します。
メールアドレスを入力し、同意欄にチェックを入れて「登録する」をタップします。
これで会員登録は完了です。
②基本情報と本人確認
登録したアドレスにメールが届きますのでリンクをタップします。
メールのリンクを開くと「会員申込」ページが開きますので個人情報を入力していき「入力内容確認」を押します。
確認画面で内容に間違いなければ「この内容で申し込む」で進みます。
規約をよく確認し、「同意して次へ進む」を押します。
本人確認書類を選んで、「次へ進む」を押します。
指示に従いながら「本人確認書類」、続いて「顔写真」を撮影します。
撮影が終われば本人確認は完了です。
BitLending側の審査がありますので、結果が出るまで少し待ちます。
早ければ数時間で承認されます。
実際に貸し出す
本人確認完了のメールが届きますので、「マイページ」ボタンを押します。
ログイン画面が開きますので、メールアドレスとパスワードを入力し、「ログインする」を押します。
メールで認証コードが送られますので6桁の数字を入力し「送信」をタップします。
貸出申込の画面が開きますので、預けたい暗号資産の横のボックスに数量を入力し、下の「内容入力確認」を押します。
確認画面に間違いがなければ、「この内容で申し込む」で進みます。
「入金アドレスを確認する」を押します。
「貸出アドレス」欄に記載のアドレスへ、ご自身の暗号資産が入っているウォレットから送金してください。
あとは着金を待つだけですが、システムの関係で反映まで数日かかることがあるようです。
その場合も、着金した翌日から貸借料は発生するので安心です。
よくある質問
なぜこんなに高い利率にできるの?
BitLendingを運営する「株式会社JーCAM」は、暗号資産(仮想通貨)の黎明期からメディアとしての取り組みを行ってきています。
現在はそのノウハウをもとにWEB3.0領域の総合雑誌「Iolite アイオライト」の企画・発行を行うメディアとしての事業基盤に加えて、貸出先のパートナー企業で、最新のブロックチェーン技術を駆使した暗号資産の活用でできる限りリスクを下げて安定した収益機会が得られるような仕組みを作っています。
私も、以前2カ月に1回発行されていた「暗号資産」という雑誌を楽しみに購読してました!
潰れる心配はないの?
BItLendingは、2022年2月にサービスを開始したのでまだ長期にわたって実績を残してきたとは言えません。
どんなサービスに関してもしっかり検討すべきですが、まだサービス実績が短い点においてはより慎重に行う必要があります。
ただ、約2年の間に、テラショック、米大手取引所FTXの破綻、シリコンバレー銀行破綻など経済界、暗号資産界を揺るがすニュースがあった中でも安定して運営されているのは安心材料になりますね。
まとめ
この記事では、8~10%の利率でレンディングができる「BitLending」をご紹介しました。
最後にメリットとデメリットをまとめてみます。
メリットとデメリットをまとめると、
長期目線で王道のコインを保有する人
ステーブルコインの安定した価格で高い利息を受け取りたい人
にとっては非常に良い選択肢の一つになるでしょう!
どんな取引所やレンディングサービスも破綻してしまうリスクはありますので、余裕を持った資金で取引することは心がけてくださいね!
年率10%のレンディング /